海外旅行記・体験記

昔書いてた旅行記です。

プラハ・ウィーン旅行記(2002年8月)①

*内容は2002年8月時点のものです*

1日目:カンヌ→プラハ(旧市街広場、カレル橋)

(当時住んでいた南仏カンヌからの旅行です。)

念願の、プラハ&ウィーン旅行へ出発!14:00ニース空港発→チューリッヒ経由でプラハへ。

チェックインをしたら、「チューリッヒプラハの飛行機は満席のため、ここでチェックインができません。チューリッヒに着いたら、トランスファーカウンターでチェックインをしてください。もしかしたら、ビジネスクラスになるかもしれませんよ」との事。

トランジットの時間は定刻通りに行っても40分しかありません。40分でゲートをチェンジして、更にチェックインまでしないといけないなんて!でも、その時はそれほど大事だと思わずに、「ビジネスかも~♪」とのん気にボーディングを待っていました。

そして、ボーディング開始。バスに乗って移動するところを見て嫌な予感が。。。予感的中、またもプロペラ機!アテネに行った時と同じ、座席が1列に3つしかない、小さい小さいプロペラ機でした。ちょっと大きめのリュックなど持っている人などは、タラップの手前で引き止められ、機内持ちこみを断られています。

ところが乗りこんだところ、すでに違う人が座っている!!「こういう時はCAを通して言った方がいいよね」などと相談しながら近づいていったら、そこに立っていたCAが、いきなり「何番の席ですか?」と聞いてきました。「○○番です」「この先、席はありません。前に空いている席に座ってください」はぁ・・・・!?

「私達の席は○○番と○○番です。どうしてですか?」「英語を話せる乗務員と、話せない乗務員がいる都合上、乗客を前後にわけなくてはならないのです。たった1時間のフライトで、離れて座るのを我慢できないんですか?」みたいなことをまくしたてられ、聞いた事ない理由にあきれてしまいましたが、ここで無理矢理抗議して、1時間気まずい思いをするくらいなら、と諦めて二人離れ離れの席に座る事に。。。

そんな訳で、ちょっとスタートから嫌な気分になってしまいましたが、いよいよ出発です!!

すると、滑走路が混んでいる・・・!元々トランジットが40分しかない為、「大丈夫かなぁ・・?」とかなり不安になってきました。機長が予定到着時刻をアナウンスします。それによると、トランジットが15分しかなくなる!!

たまたま同じプロペラ機に乗り合わせて、近くに座っていたビジネスマンが、どうやら同じプラハ行きに乗る様子。CAに、飛行機が待ってくれるかどうか聞いていました。その会話へ参加!私たちはチェックイン未済でしたが、彼はチェックイン済み。彼と行動を共にすれば、飛行機に乗れる!!CAにゲート番号を聞き、飛行機がチューリッヒに到着してすぐ、3人で走りました!!

16:00発プラハ行き。ゲートに到着したのは、ジャスト16:00!すでにCAが連絡を入れてくれていたらしく、私たちの乗車券も発券されていて、無事、乗り込む事ができました。

そしてプラハ到着!さっきのビジネスマンは、ブラッセルから仕事で来たとのこと。「あなたのおかげで乗れました」とお礼を言って、別れました。荷物も無事一緒に到着!!あ~良かった~!

空港には、ホテルからのお迎えタクシーが待っていてくれて、楽チンにホテルまで。

泊まったのは、ADRIA HOTEL。ヴァーツラフ広場に面した、便利なところ。部屋は落ち着いた色調で、ほのかにいい香りがして、バスローブまで着いていて、とても居心地が良かったです!

 

ADRIA HOTEL

エントランスにあるカフェ・バー。オブジェが不気味!

今夜の夕食はホテルの地下にあるTRITONレストランでしよう!ということで、予約を入れるため、フロントに聞いたところ、今日はクローズとのこと。出発前に調べて、ピアノ生演奏付きディナーを楽しみにしていたのに、残念!!明日の8時からスタートするから、と言われたので、明日のディナーにしよう!

さて、荷物をホテルに置いて身軽になったところで、少し街中を歩いてみることにしまし た。まずは、有名なカレル橋を目指し、旧市街を通って行くことに。

旧市街広場

旧市街広場

ボヘミアングラスやクリスタルで有名なチェコだけあって、ショーウィンドウにはキラキラと綺麗な食器が飾られています。ガイドブックによると、ハンドメイドとマシーンカットがあるということなので、買う時には十分気をつけないと!

お土産屋さんを覗きながら歩いていると、旧市街広場にたどり着きました。旧市街広場は、ベルギーのグランプラスを大きくした感じ。沢山の観光客で賑っていました。

カレル橋

プラハで最も有名な観光スポットの一つ、カレル橋。下に流れるのは、モルダウです。

橋の端にある門の上に上る事ができたので、上ってみる事に。そこからの眺めは、最高!ため息が出て、呆然としてしまいました。今まで、こんなに綺麗な夕景は見た事が無い!茜色の夕日に照らされたプラハの街は、最高にロマンチックで素敵すぎました。

門から見下ろしたカレル橋

門から見下した旧市街

お腹が空いてきたので、そろそろ夕飯にしようと、お店を探し始めました。ライトアップされたプラハ城とカレル橋を眺めながら食事をしたいと思い、素敵なレストランを見つけたのですが、外のメニュー表を見て、びっくり。しかも、中を見たところ正装じゃないと入りにくそう。。。

明日の夜はゴージャスに、と思っていたし、今日はやめておこう!と再び歩き、モルダウ河側にある「スメタナ博物館」脇のカジュアルなオープンレストランにしました。

チェコビールのPilsnerで乾杯!

食後、プラハ城とカレル橋の夜景を見たら、息を呑む美しさ。道端で絵を売っていた画家さんから、お気に入りの絵を買って、歩いてホテルまで帰りました。

 

ライトアップされたプラハ城とカレル橋

国民劇場

 

 

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