海外旅行記・体験記

昔書いてた旅行記です。

プラハ&ウィーン旅行記(2002年8月)②

 

*内容は2002年8月時点のものです*

2日目:プラハ市内観光(聖ミクラーシュ教会、プラハ城)

朝8時に起床。ホテルの朝食はとても豪華!
ヨーロッパのホテルの朝食の場合、ビュッフェスタイルだと、席についたら、"Coffe or Tea?"と聞かれますが、"Tea"と答えたら、10種類くらいのティーバッグを持ってきてくれて、選ばせてくれました。中には"Japanese Green Tea"(日本の緑茶)というのもありましたが、過去にスイスで"Japanese Tea"を注文したらハーブティーが出てきた事があったので、無難な"English Breakfast"に。

トーストは頼むと焼いて席まで持ってきてくれるし、卵料理も目玉焼き、ゆで卵、スクランブルエッグと3種類あり、サラダや果物、ヨーグルトにケーキ、と朝からルンルン気分です。

優雅な朝食で気分を良くして、出発!まずは、ホテル最寄の地下鉄駅Mustekで3日間(72時間)券を購入。地下鉄に乗って、Nadrazi Holesovice駅まで行って、あさってウィーンに移動する時の列車のチケットを購入。乗りたい列車を伝えると、「1ヶ月間有効の券だから、いつ乗っても大丈夫だよ」と言われました。5時間の長旅だし、快適に行きたいと1等クラスにしました。

ウィーン行きのチケットも買って、一安心したところで、市内観光へ!最初の目的駅はMalostranska。そこからトラムに乗り換え!・・・のはずが地上に出てみると停留所が沢山ある!しかも、各停留所はガードレールで仕切ってあって、地上で渡る事は不可能。しかも遠目だとトラムの番号や路線を確かめることができない。。。というわけで、1度地下鉄の駅に戻って、反対の出口から出ては確認。「あ、違うね。」そしてまた地下鉄の駅に戻って、その隣りの出口から出て確認。「あ、これも違う~!」全て確認し終わって、「ないね・・・・」そして、「もしかして、地下鉄の駅が間違ってない!?」慌てて確認すると、降りるはずのMalostranskaより一つ先のHradcanskaという駅でした。ついつい地下鉄の中でおしゃべりに夢中になっていた私達は、乗り越していたのです。。。「それじゃあ、あるはずないよね~!」と地下鉄で一つ戻ることにしました。

Malostranskaに戻って、無事乗りたかったトラム(23番)の停留所を見つ け、乗り換えて聖ミクラーシュ教会へ。

聖ミクラーシュ教会

聖ミクラーシュ教会

プラハ市内には、聖ミクラーシュ教会という名前の教会は2つありますが、私達が訪れたのはマラー・ストラナ地区にある方。(もう一つは旧市街広場にあります)

かつてモーツァルトがパイプオルガンを演奏した教会。天井のフレスコ画はヨーロッパ最大とも言われているそうです。金の装飾がとてもきらびやかで派手は印象を受けました。そこから歩いてプラハ城を目指します。

階段を上りながら10分程歩くと、プラハ市街を見渡せる「エスプレッソ・カイェターンカ」というオープンカフェレストランにたどり着きました。そこでお昼を食べる事にしました。

メニューは6カ国語くらいで書かれていて、英語もありました。(日本語はありませんでした)味もとても良く、店員さんもとても感じが良かったです。午後はプラハ城巡りです。

レストランからの眺め

豚肉のプラハ風(?)とチェコ風パスタ(?)

プラハ

門を入ったら正面の新宮殿の一角にチケット売り場があります。チケット購入後、さらに進むと最初に現れるのが聖ヴィート大聖堂

さっき買ったチケットを見せて・・・・ と思ったら、みんな見せずにズンズン入っていきます。入り口に係員もいないし、「もしかして、チケットって必要なかったのかなぁ?」とちょっと損した気分で、中を見学し始めました。

両側にいくつも続くステンドグラスは、一つ一つが違った雰囲気のもので、どれも新鮮な印象を受けました。

そし て、奥へ進むと、ロープが張ってあり、係員が立っています。その先と地下の墓所見学に、チケットが必要だったらしく、

「なんだ~!ここから先の事だったんだね!やっぱり買ってよかったね♪」とチケットを持っていない人達を横目にスイスイ入場!                      
地下には棺が収められていて、薄暗く、淋しい感じでした。

プラハ城入り口。両脇に衛兵が立っています。

聖ヴィート大聖堂(外観)

聖ヴィート大聖堂(内部)

外へ出て、「この大聖堂をバックに二人で写真を撮ってもらいたいね~」と写真の上手そうな人を探すことに。「あ、あの人が良さそう!」と思っても、違う方向へ行ってしまったりするので、しばらく人間ウォッチングしていたら、カメラを2つも肩から下げた中年のおじさんが来ました。

「あの人、絶対写真好きだよね!」と確信し、「私達の写真を撮ってくれませんか?」と頼むと、なぜか、「君達の??」と言って笑われました。「?」と思いながらも、「はい、私達の。」って言うと、「オッケー、オッケー!」・・・なーんかレンズが下向きすぎじゃない??大聖堂入ってる??「サンキュ~!」とお礼を言って、デジカメの画面で確認すると・・・私達二人の全身だけが大きく写っていました。。。

確かに、「私達の」って言ったけど、普通大聖堂入れてくれるんじゃない~~??
おじさんはきっと「こんなところでツーショットだけ撮ってくれなんて変わってる日本人だな」なんて思って笑ったのでしょう。

でもそこですぐに違う人に頼んでも、おじさんが気を悪くしちゃうだろうし、ま、ここはいいか!と諦めて、旧王宮を見学することにしました。

旧王宮の中に入ると、ガラ~ンと広い広間があります。調度品なども飾られていませんでした。そこからテラスへ出ると、プラハの街が見渡せて、とても綺麗な眺めでした。

旧王宮を出ると、聖イジー教会が現れます。こちらは外観だけを見ました。

 

旧王宮のテラスからの眺め

聖イジー教会

更に奥へ進むと、黄金の小道へたどり着きます。

16世紀に城の門番を住まわせるために作られたという小道。ルドルフ2世が錬金術師を住まわせたとの伝説があるために名づけられたそうです。現在は小さなお土産屋さんなどになっています。

お土産屋さんは、入り口が低く、頭をぶつけてしまいそうなくらい。中も決して広くないので、観光客でぎゅうぎゅう詰めという感じでした。なので、厳選して、天然木で作ったおもちゃのお店に入る事に。動物の置物やおもちゃは、とてもかわいらしく、坂道をカタカタと音を鳴らしてゾウが降りていくおもちゃを買いました♪

ちょっと歩き疲れたので、イジー広場のカフェで休憩。するとポツポツと雨が。。。でもコーヒーを飲んでいる間に止んでくれました。

道の左側に店が並びます。

かつて作家のカフカが住んでいた家。

火薬塔

旧市街広場

地下鉄に乗って、街中へ戻り、買い物をすることにしました。

チェコといったら、「ボヘミアングラス」。ということで、ガイドブックでも紹介されていた安心できる店ツェルトナー・クリスタルへ。3階建てで、姉妹店も多いこの店は、品揃えも豊富で、とても買い物がし易かったです。

旅行の記念に、ブドウの柄が彫られたワイングラスを2つ購入。割れないように、そーっと大事に持って帰らないと・・・!

チェコはガーネットと琥珀も有名。日本へのお土産に、指輪やネックレスなどを購入しました。

歩いていたら、向こうから1歳か2歳くらいの男の子がヨチヨチと歩いてきます。「かわいいぃ~!」と見ていたら「あ~!あ~!」といいながら私に近づいてきました。
ちっちゃな手を取って、"Hello!"と言ったら、連れていたお母さんが、「アホイ!」と。
チェコ語で、「こんにちは」の事です。すかさずあなごも「アホイ!」。あとで振り返ってみると、ずっと英語が通じていたため、チェコ語を使ったのは、唯一この時だけでした。だから、余計に印象に残っているのかもしれません。

ホテルへ戻って、ちょっときれいな服に着替えて、B1のレストランTritonへ。
修復工事が終わったばかりだったので、お客さんは私達だけ。貸切状態です。

店内には怪しいオブジェが沢山!

毎夜ピアノの演奏が行われるそうです。

まずはキールで乾杯!おいしい~!!お料理は、トラディショナルチェコ料理コースに。1皿目は豚肉と冷菜、2皿目はチキンスープ、3皿目は牛肉の煮込み(シュビチコヴァー)とうさぎの肉+クネドリー、4皿目はクレープ。チェコワインと一緒に食べるチェコ料理は、とてもおいしくて、大満足!

レストランTritonでは毎夜ピアノ演奏が行われているということだったのに、修復工事が終了したばかりの時短営業だったためか、今夜はありませんでした。それがちょっと残念だったけど、ほろ酔い気分で、気持ち良く部屋に戻りました。

 

プラハ・ウィーン旅行記(2002年8月)③へ(Coming soon...)


m-t-roseline.hatenablog.com

プラハ・ウィーン旅行記(2002年8月)①

*内容は2002年8月時点のものです*

1日目:カンヌ→プラハ(旧市街広場、カレル橋)

(当時住んでいた南仏カンヌからの旅行です。)

念願の、プラハ&ウィーン旅行へ出発!14:00ニース空港発→チューリッヒ経由でプラハへ。

チェックインをしたら、「チューリッヒプラハの飛行機は満席のため、ここでチェックインができません。チューリッヒに着いたら、トランスファーカウンターでチェックインをしてください。もしかしたら、ビジネスクラスになるかもしれませんよ」との事。

トランジットの時間は定刻通りに行っても40分しかありません。40分でゲートをチェンジして、更にチェックインまでしないといけないなんて!でも、その時はそれほど大事だと思わずに、「ビジネスかも~♪」とのん気にボーディングを待っていました。

そして、ボーディング開始。バスに乗って移動するところを見て嫌な予感が。。。予感的中、またもプロペラ機!アテネに行った時と同じ、座席が1列に3つしかない、小さい小さいプロペラ機でした。ちょっと大きめのリュックなど持っている人などは、タラップの手前で引き止められ、機内持ちこみを断られています。

ところが乗りこんだところ、すでに違う人が座っている!!「こういう時はCAを通して言った方がいいよね」などと相談しながら近づいていったら、そこに立っていたCAが、いきなり「何番の席ですか?」と聞いてきました。「○○番です」「この先、席はありません。前に空いている席に座ってください」はぁ・・・・!?

「私達の席は○○番と○○番です。どうしてですか?」「英語を話せる乗務員と、話せない乗務員がいる都合上、乗客を前後にわけなくてはならないのです。たった1時間のフライトで、離れて座るのを我慢できないんですか?」みたいなことをまくしたてられ、聞いた事ない理由にあきれてしまいましたが、ここで無理矢理抗議して、1時間気まずい思いをするくらいなら、と諦めて二人離れ離れの席に座る事に。。。

そんな訳で、ちょっとスタートから嫌な気分になってしまいましたが、いよいよ出発です!!

すると、滑走路が混んでいる・・・!元々トランジットが40分しかない為、「大丈夫かなぁ・・?」とかなり不安になってきました。機長が予定到着時刻をアナウンスします。それによると、トランジットが15分しかなくなる!!

たまたま同じプロペラ機に乗り合わせて、近くに座っていたビジネスマンが、どうやら同じプラハ行きに乗る様子。CAに、飛行機が待ってくれるかどうか聞いていました。その会話へ参加!私たちはチェックイン未済でしたが、彼はチェックイン済み。彼と行動を共にすれば、飛行機に乗れる!!CAにゲート番号を聞き、飛行機がチューリッヒに到着してすぐ、3人で走りました!!

16:00発プラハ行き。ゲートに到着したのは、ジャスト16:00!すでにCAが連絡を入れてくれていたらしく、私たちの乗車券も発券されていて、無事、乗り込む事ができました。

そしてプラハ到着!さっきのビジネスマンは、ブラッセルから仕事で来たとのこと。「あなたのおかげで乗れました」とお礼を言って、別れました。荷物も無事一緒に到着!!あ~良かった~!

空港には、ホテルからのお迎えタクシーが待っていてくれて、楽チンにホテルまで。

泊まったのは、ADRIA HOTEL。ヴァーツラフ広場に面した、便利なところ。部屋は落ち着いた色調で、ほのかにいい香りがして、バスローブまで着いていて、とても居心地が良かったです!

 

ADRIA HOTEL

エントランスにあるカフェ・バー。オブジェが不気味!

今夜の夕食はホテルの地下にあるTRITONレストランでしよう!ということで、予約を入れるため、フロントに聞いたところ、今日はクローズとのこと。出発前に調べて、ピアノ生演奏付きディナーを楽しみにしていたのに、残念!!明日の8時からスタートするから、と言われたので、明日のディナーにしよう!

さて、荷物をホテルに置いて身軽になったところで、少し街中を歩いてみることにしまし た。まずは、有名なカレル橋を目指し、旧市街を通って行くことに。

旧市街広場

旧市街広場

ボヘミアングラスやクリスタルで有名なチェコだけあって、ショーウィンドウにはキラキラと綺麗な食器が飾られています。ガイドブックによると、ハンドメイドとマシーンカットがあるということなので、買う時には十分気をつけないと!

お土産屋さんを覗きながら歩いていると、旧市街広場にたどり着きました。旧市街広場は、ベルギーのグランプラスを大きくした感じ。沢山の観光客で賑っていました。

カレル橋

プラハで最も有名な観光スポットの一つ、カレル橋。下に流れるのは、モルダウです。

橋の端にある門の上に上る事ができたので、上ってみる事に。そこからの眺めは、最高!ため息が出て、呆然としてしまいました。今まで、こんなに綺麗な夕景は見た事が無い!茜色の夕日に照らされたプラハの街は、最高にロマンチックで素敵すぎました。

門から見下ろしたカレル橋

門から見下した旧市街

お腹が空いてきたので、そろそろ夕飯にしようと、お店を探し始めました。ライトアップされたプラハ城とカレル橋を眺めながら食事をしたいと思い、素敵なレストランを見つけたのですが、外のメニュー表を見て、びっくり。しかも、中を見たところ正装じゃないと入りにくそう。。。

明日の夜はゴージャスに、と思っていたし、今日はやめておこう!と再び歩き、モルダウ河側にある「スメタナ博物館」脇のカジュアルなオープンレストランにしました。

チェコビールのPilsnerで乾杯!

食後、プラハ城とカレル橋の夜景を見たら、息を呑む美しさ。道端で絵を売っていた画家さんから、お気に入りの絵を買って、歩いてホテルまで帰りました。

 

ライトアップされたプラハ城とカレル橋

国民劇場

 

 

プラハ・ウィーン旅行記(2002年8月)②へ

m-t-roseline.hatenablog.com


m-t-roseline.hatenablog.com

ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)あとがき

*内容は2003年8月時点のものです*

あとがき

ノルウェーデンマークを旅行して感じたことを書きたいと思います。

英語がよく通じる!

ノルウェーデンマークも、100パーセントに近い割合で英語が通じました。相手もゆっくりわかりやすい単語を使ってくれるので、むしろ英語圏よりも旅行がしやすいんじゃないかと思いました。

人が親切!

正直あまり愛想が良いとは言えませんが、とてもスマートな親切さを感じました。聞いたことにはきちんと答えてくれるし、仕事も早くて正確といった印象を受けました。

セブンイレブンに感動!

コンビニが無い南仏と違って、日本では馴染み深いセブンイレブンが街中にあったことに感動しました。パスタなどを買って、店内で食べることもでき、とても便利でした。

治安が良い!

ノルウェーデンマークも、歩いていて怖い感じが全くありませんでした。安心して歩くことのできる街だと思いました。

コペンハーゲン、暑い夏は辛い!

普段は夏でも高温になることのない街なので、クーラーが完備されてないところが多かったです。今年は異常気象でかなりの高温になったので、電車やバスは本当に辛かったです。

フィヨルドにもう一度・・・!

フィヨルドに感動しまり。もしまたチャンスがあったら、もう一度行ってみたいと思います。

ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑨

*内容は2003年8月時点のものです*

9日目:コペンハーゲン→カンヌへ帰宅

いよいよ最終日。17:00の飛行機で帰宅です。

それまで半日くらい時間があるので、チェックアウトをしてから荷物をホテルに預け、
もう少しコペンハーゲンの街を楽しむことにしました。

ホテルの前からすっかりお馴染みの48番バスに乗り、中心へ向かいます。今日も快晴。空は真っ青です。

ストロイエ通りからちょっと離れた運河

イヤープレート購入

今日の一番の目的はロイヤル・コペンハーゲン本店で「イヤープレート」を買うこと。

お店に入って、一目散にイヤープレートコーナーへ行きました。
2002年の”Jule・After”と書かれたプレート。お店の人に、「これは何と言う意味ですか?」と聞いたら、「クリスマス・イヴという意味です。」と教えてくれました。とても気に入ったので即購入♪

まだ時間に余裕はありましたが、ゆっくりと飛行場に向かうことにしました。

3回連続同じバスの運転手さん!

一度ホテルに荷物を取りに帰ります。すると、朝乗ったバスの運転手さんと同じ人!
向こうもちょっと覚えてたみたいでした。

料金を払い、切符をくれる時、一瞬その運転手さんが、「あれ?ま、いいや」みたいな表情をしました。変だなと思い、席についてよく見ると、刻印された時刻が1時間前。
どうやら運転手さんが時間を変えるのを忘れてしまっていたようで、発券しちゃったものの、「ま、いいか」と思ったみたいでした。

コペンハーゲンのバスは1時間以内乗り降り自由。これからホテルで荷物をピックアップして、すぐに折り返しのバスに乗る予定のため、既に時刻を過ぎた切符では困ってしまいます。

運転手さんにもよりますが、1時間以内の乗り換えの時に切符を見せると、隅々までちゃんと確認している人もいたのです。

なので、「時間を変更してください」と頼んだら、「あ?やっぱり?」みたいな顔をして(笑)、正しい時間に直して発券しなおしてくれました。

これで安心。ホテルで荷物を受け取って、駅に向かうバス停に並びました。

そして到着したバスを見てびっくり!また同じ運転手さん!!1日で3回目です。。。

今度はお互い照れ笑いのような笑みを浮かべて乗り込みました。

来た時と同じように中央駅から飛行場まで電車で行き、17:00発KLMに乗って、経由地アムステルダムへ。

ちょっとお腹が空いたので、アムステルダム空港で軽食をとり、ニース行きの飛行機ボーディングまで、ノルウェー空港で買ったトランプで遊んでいました。

8泊9日の北欧旅行は、忘れられない想い出が沢山詰まった、素敵な旅でした♪

 

 

↓ベルゲン・コペンハーゲン旅行記あとがきへ

m-t-roseline.hatenablog.com

 

ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑧

*内容は2003年8月時点のものです*

8日目:フレデリクスボー城

今日はちょっと遠出をして、郊外にあるフレデリクスボー城に行くことにしました。コペンハーゲン中央駅から電車で約40分、E線終点ヒレロズ駅というところで下車です。

Hillerod駅

親切なバスの運転手さん

駅から歩いてでも行けるようでしたが、15分かかるというので、この猛暑の中、歩くのはちょっと大変そうだと思い、迷わずバスターミナルへ。

701番バスの運転手さんに「フレデリクスボー城へは行きますか?」と聞くと、「行くよ!」と答えてくれたので早速乗車。

でも、どこのバス停で降りていいんだか、わからなかったので、窓の外をじっと見つめて、お城らしきものが見えたら降りよう、と思っていました。

フレデリクスなんとか、というバス停に停まったので、「きっとここだ!」と降りました。歩き出したら、バスの運転手さんが「プップー!」とクラクションを鳴らし、ドアを開けて、運転席から「ここじゃなくて、もっと先だよ!乗りな!」と親切にも教えてくれました。

「ありがと~!」とお礼を言って、再び乗車。そこから更に数分走ったところで停まり、「ここだよ」と言ってくれました。

「本当にありがとう~!」といいながら降りると、バッグミラー越しに笑顔で手を振ってくれました。なんて親切なんでしょう♪

そういえば、初日の夜、ホテルへ向かうバスの運転手さんも、乗客が私たちだけだったこともあって、色々と話し掛けてくれました。

北欧の人たちは、南欧に比べるとちょっとシャイですが、みんな親切でした。

バス停の目の前の門から入り、奥へ進むとお城に辿り着きました。

フレデリクスボー城

フレデリクスボー城正面入口

入場料を払って、大きな荷物はコインロッカーに預けるように書いてあったので、必要の無いものをロッカーに入れて見学を始めました。

お城の中は、王様の寝室や大広間などがあって、見応え充分です。あるお部屋の片隅に、床に埋まった椅子のようなものがありました。これは、人力エレベーターだそうで、王様が移動するのに使用したそうです。

人力エレベーター

お城の上部は、絵画や彫刻が展示してありました。一通り見学を終えて、裏庭に出てみます。

広い池に噴水が上がり、緑が沢山あって、きれいに整えられています。一部、池に続く水路を建設中のため、柵で囲まれたり、資材が積みあがったところがあったのがちょっと残念でしたが、青々とした芝生でピクニックをしている地元の人を見ていると、のんびりと時間が止まっているかのように感じました。

裏庭に続く門をくぐったところからの景色

庭からお城を見たところ

コペンハーゲン街中へ

ベンチで少し休憩して、コペンハーゲン街中へ戻ることにしました。来た時と同じバスで駅に向かい、再び電車に乗ります。

 

電車の中

今日の夜は、ミシュラン2つ星のレストランでお食事♪一度ホテルに帰ってお着替え。

バスで、コンゲンス・ニュートーウ広場へ行きます。でも、予約の時間までまだ30分近くありました。

見ると、広場で骨董市をやっていたので、少し見て周ることに。ロイヤル・コペンハーゲンのイヤープレートが無造作に置いてある店もあります。「本物かなぁ・・・?」とちょっと疑ってしまいました。

毎年デザイン変更されるイヤープレート。その年が終わると、二度と作れないように型が壊されるそうです。明日、カンヌへ帰る前に、クリスマスプレートを購入しよう!

骨董市

予約まで、まだ更に10分ほどあったのですが、骨董市のお店も店じまいを始めてしまったし、さすがにもう3周くらいしてたから、見るものもなくなっていたので、ゆっくりレストランへ向かいました。

ミシュラン2つ星レストラン

レストラン「コマンダンテン」は、フラワーアレンジメントの第一人者が設計したそうです。さすがに、外観も内装も、とてもオシャレでかといって気取った感じも無く、素敵でした。

コマンダンテ

予め、ホームページでメニューを見て行ったのですが、コースは690クローネのものが1種類のようでした。

2階の窓側の席に通され、渡されたメニューには、「コース 690クローネ」としか書かれていなく、内容は全くわからないようになっていました。

ホームページで見た時に、「おいしそう!」と思っていたし、アラカルトよりもコースが良かったので、そのコースを頼みました。

まず驚いたのは、使われている食器が全てロイヤル・コペンハーゲンの物だということ。それだけで、なんだか贅沢な気分になってしまいます(*^▽^*)

 

お皿からティーポットまで全てロイヤル・コペンハーゲンでした。

アミュゼが2つ出てきて、その後に前菜、魚、肉、デザート2種類、と続きました。どれも量が多すぎず、盛り付けも上品。ただ、お肉料理は若干クドく感じました。

それでも総合的には大満足!!旅の締めくくりにふさわしいディナーとなりました。

 

 

↓ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑨へ

m-t-roseline.hatenablog.com

 

ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑦

*内容は2003年8月時点のものです*

7日目:コペンハーゲン市内観光

アメリエンボー宮殿、ロイヤル・コペンハーゲン工場、ラウンド・タワー

ホテルの目の前から48番バスに乗り、市庁舎前まで行き、29番バスに乗り換えてアメリエンボー城へ。コペンハーゲンのバスは、一度切符を買うと、1時間以内乗り降り自由。「アメリハーベン公園」というバス停で降りました。

アメリエンボー宮殿

アメリエンボー城。正面中央はフレデリック教会。

女王が滞在中の時は国旗があがっている、とガイドブックに書いてあったのですが、
建物が4つほどあり、そのうち2つには国旗があがっていて、「一体どっちなんだろう?」という感じ。

建物の前には、衛兵が立っています。ちょっとした段差のところに、腰掛けて休憩している人がいると、「ドワッ(って聞こえた)」と言って、「どきなさい」という仕草をしています。

中には自分が言われているのに気がつかず、ずーっと座っている人がいると、そちらに向かって「ドワッ!ドワッ!!!」と何度も叫んでいました。直接そこまで歩いて行って言う訳ではなく、あくまでも自分の領域内から叫ぶので、ちょっと滑稽な感じもしました。でも、顔は真剣で、とても怖く、「衛兵は、”見世物”じゃなくて、ちゃんと任務中なんだ」と改めて認識しました。

近くに立って写真を撮る事は禁じられていないようでした。両親に促されて、いつ「ドワッ!」と言われるか怖くて、恐る恐る一歩ずつ近づいて並び、引きつった笑顔で写真を取られている少年もいました。

怖い顔でお仕事中の衛兵。

12時に衛兵の交代があるということで、みんな順々に列をつくり始めました。楽隊入りの大々的な「衛兵交代式」というのは水・土・日だったらしく、今日は数人の交代だけ。

石畳の色がちょっと濃い部分が線代わりです。

ポリスが現れ、線に沿って観光客をきっちりと並ばせています。最前列がゲットでき、交代式が良く見えそうです♪

交代式

ちょっと遠目でしたが、一部始終見ることができました。

再び街中へ

さて、乗って来た29番のバスで、再び街中へ戻ります。バス停に行くと、既に7~8人並んでいました。その人たちの最後尾につき、待っていると向こうから29番のバスが来ました。

「割とすぐ来たね♪」と喜んでいたら、ドアが開いているのに、誰も乗ろうとしません。バスもすぐにドアを閉めて発車してしまいました。

「何で乗らなかったんだろう??」私たちは疑問でいっぱい。「回送か何かで、運転手さんに”乗れないよ”とかって言われたのかなぁ?」

とりあえず、日向で待っているのが辛いほど暑かったので、道路を渡った日陰のところで次のバスを待つことにしました。

でも、なんかおかしい・・・バス停に残っている人達は、盛んに遠くを見て、「まだ来ないわねー」と言っています。手にはみんな同じ地図のようなものを持っている・・・

もしかして!!

どうやら、「市内観光バス」利用者たちだったようです・・・だから29番という普通の市バスが来ても乗らなかったんだぁ・・・

今度29番が来たら、絶対に乗らないと!!決心を固くして、29番を見逃さないようにしていました。そして、29番が来ました。案の定誰も動きません。その人達を押しのけて、やっとバスに乗り込めました。

ロイヤル・コペンハーゲン工場見学

市庁舎前に到着して、今度は14番のバスに乗り換え、デンマークの伝統的な食器、ロイヤル・コペンハーゲンの工場を目指します。

持っていたガイドブックによると見学できるのはツアーのみで、午後は13:00、14:00と書いてありました。今から行くとどちらにも中途半端。13:00に間に合わなかったら、併設しているショップで先にお買い物しよう、と決めました。バスが到着したのは13:00ちょっと過ぎ。

14:00の見学ツアーの申し込みを先にしてしまおう、と工場の入り口から入りました。

ロイヤルコペンハーゲン工場見学入り口

ドアを開けて、「見学ツアーはありますか?」と受付の人に英語で聞くと、「日本の方ですか?」と日本語で言われました。なんとその人は日本人。

「今はツアーはやっていなくて、随時見てもらえるように見学専用のスペースを作りました。」とのこと。ラッキー!最初にロイヤル・コペンハーゲンの歴史をビデオで見て、次に絵付け師さんがいる部屋に案内されました。

現在ロイヤル・コペンハーゲンのデザインは4つあり、そのうち3つの伝統的な絵柄を、
3人の絵付師さん達が細い筆で一筆一筆丁寧に描いています。

真っ白い皿に、ブルーの絵の具で次々と描かれる花の模様は繊細で、しかもどれも手書きとは思えない程大きさや形が同じで、正に「職人技」という感じ。

案内された時、「写真はご自由に撮って構いません」と言われたのですが、一応絵付師さんの1人に、「あなたの写真を撮ってもいいですか?」と聞くと、「50クローネよ」と冗談を言われ、最初は近寄り難いと思っていたのに、一気に親近感が湧きました。

絵付師さんの1人が、「あなたもやってみる?」と言ってくれました。なんと、絵付けの体験です!今日は見学者の人数が少ない上に、体験をさせるのが好きな絵付師さんが
揃っているんです、とさっきの日本人スタッフの方が言っていたことを思い出しました。

私は絵が大の苦手。でもせっかくだから体験させてもらうことにしました。

まず、絵付師さんがお皿に見本のラインを少し描いては筆を渡し、同じように描くのよ、と教えてくれます。緊張で手が震えそうになりながらも、見本と同じようになるように真剣に描きました。そうやって、お皿の一部に、1つの花の模様を描き終えた時、見本と見比べて・・・あらら・・・やっぱり同じようにはいきません。でも、なかなかの出来かな?

お礼を言って握手をして、次に展示ルームへ移動します。何百年と前の食器が並べられていて、その保存状態の良さに感動しました。

見学を終えたら、併設しているショップへ。記念に、大皿1枚と、小皿を6枚買いました。レジにもなんと日本人のスタッフが。きっと、ここに来るのは日本人が大半なんだろうなーと思いました。

買ったお皿が重かったので、一度ホテルに戻って荷物を置き、一休みしてから再び街中へ出て行きました。

ラウンドタワー

ストロイエ通りから少し入ったところにある「ラウンドタワー」から街が一望できそうだったので、夕飯前に寄ることにしました。

ラウンド・タワー

中はらせん状の坂道になっていて、最初は楽しく上っていたのですが、だんだん辛くなってきて、目が回りそうです。それでも頂上からの眺めは、すごくきれいでした。

頂上からの眺め。

泊まっているホテルを探したり、チボリ公園の乗り物を探したり・・・ちょっとゆっくりした後で、予約を入れてあった日本食レストラン(今日も!?)へ。

「さくら」という日本&韓国料理レストランは、清潔で明るく、お料理も趣向が凝らしてありました。

そして帰りにまたストロイエ通りの大道芸人たちを見ながら、ゆっくりとホテルへ帰りました。

 

 

↓ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑧へ

m-t-roseline.hatenablog.com

ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑥

*内容は2003年8月時点のものです*

6日目:コペンハーゲン市内観光

チボリ公園、人魚の像、ギネス博物館

コペンハーゲン、今日も快晴!それはうれしいんだけど、何よりも暑い・・・

ガイドブックによると、この時期平均気温は17度なんて書いてあったのに、「何これ!?」と言いたくなるほど。そして、真夏でも20度くらいにしかならない北欧なだけに、クーラーが効いてるところが少ないこと!電車やバスは、「サウナ状態」という言葉がぴったりでした。

チボリ公園

今日は最初にチボリ公園に行くことにしました。(金・土は入場料が高くなるため)
毎年夏の間だけ(2003年は4月11日~9月21日)オープンするチボリ公園は、遊園地のようなところ。

入園料を45クローネ払って入ります。緑が沢山の公園は、池があったり花壇があったり、レストランがあったり・・・乗り放題のチケットもあるようでしたが、そんなに多くは乗るつもりがなかったので、その都度チケットを購入することにしました。

中国的な公園の向こうに市庁舎が見えて面白い組み合わせ

オープンと同時に入場したので、乗り物類はまだ試運転中。とりあえず園内をゆっくり歩いて、乗りたいものを厳選します。

そして、辿り着いたのが、"The Monsoon"というフライングカーペットのようなもの。
足をブラブラさせた状態で、ぐるぐると回転する乗り物です。

乗る前にどういう動きをするのかチェック。乗り物がてっぺんに行くと、下から噴水が吹き上げます。結構小さい子も乗ってるし、これなら大丈夫そう。

決心をして、景色が良さそうな端っこに座り、肩レバーを下ろしました。

右回り、左回り・・・いつまで続くの・・!?

「ガッチャン」。

足元の床が下に下がり、足がブラブラとした状態になりました。ゆーっくりゆっくりと回転を始めます。動きは日本のフライングカーペットと同じ。上の方へ上がると、市庁舎が見えたり、公園の全景が見えたり、きれいです。

「わ~い♪」「きれい~♪」・・・と言っていられたのもちょっとの間。

ベルゲンのタコの乗り物で味わった気持ちと同じ・・・そのうち「もうやめてー・・・」私は声も出なくなり、ぐったりしたように肩レバーに頭をもたれかけさせ、
早く止ってくれることだけを祈っていました。。。。

やっと止った時には、思わず咳き込んでしまいました。係員のおじさんが、私を見て笑っていました・・・

ゲートを出て、しばらく気分が悪く、ヨーロッパで絶叫系には乗らない方がいいんだ!!と改めて痛感しました。

乗り物エリアを通り越すと、そこは平和な空間。池を見ながら木陰のベンチで一休み。
そしてまた歩き始めました。

途中、バレエ団が小さな舞台でパフォーマンスをしていました。舞台の下に隠れている楽団による生演奏で、ストーリー仕立てのダンスでした。ちょっと離れたところから、台詞は無いのに、なんとなく言ってることがわかるみたいで「きっとあの人が王様に助けられたんだよ!」「王女様が焼きもち焼いてるんだよ!」などと言いながら見ていました。

すると途中で普通の服を来たおばさんが舞台にヅカヅカと現れ、演奏も止ってしまいました。どうやらリハーサル中だったようです。

下から泡が上ってくる噴水

チボリ公園の中は、どこを見てもかわいらしい雰囲気が漂っていました。園内にあるHard Rock Cafeでお昼ご飯を食べて、外に出ました。

ボートで人魚の像を見に

一度ホテルに戻って、休憩。昨日、街中を歩いている時、運河を走るボートタクシーのようなものがあることを知り、経路を見たら私達が泊まっているマリオットホテルにも停留所があるようだったので、午後はそのボートに乗ってみることにしました。

コンシェルジュに出発時刻を聞き、ホテルの裏側にある乗り場でボートを待ちます。
青いボートと緑のボートという2種類があり、Hop On/Hop Offというチケットを買えば、それぞれの乗り降りが自由のようです。

ホテルの裏のボート乗り場

待っていると、向こうからサングラスをかけてくわえタバコのおじさんが、かっこよくボートを操縦して来ます。乗る意思を表示するために手を上げると、おじさんも手をあげて応えてくれました。なんか”海の男”という感じ!

ボートに乗り込んでチケットを買います。運河を走るボートに風が吹き、とても気持ちがいい!!

途中、いくつか橋の下をくぐるのですが、そのままだと頭がぶつかっちゃうくらいの低さ。係りのお姉さんが「頭上気をつけてください」とその都度注意してくれます。

そのうち、「絶対曲がれないでしょう!?」というほど狭いところに入り込みました。
でも海の男の船長さんは、バックと切り返しを繰り返し、見事に曲がりきりました。さすがプロ~!

みんな縮こまってくぐります。

運河の両脇に立ち並ぶ家々は色濃くて真っ青な空の色とマッチしています。船が沢山停泊しているところもあって、ディズニーランドの乗り物にでも乗っている気分でした。

右が女王の船

マリオットホテルから乗ったのは、青のボート。終点で緑のボートに乗り換えて、人魚の像まで行くことにしました。

途中、前面ガラス張りのマンションがあって、珍しくてビデオを回していたら、後ろに座る老夫婦が「ほら、あっちも面白いわよ」と教えてくれました。そのうちに、「あれが女王の船よ!」と。

すごく詳しいなーと思っていたら、「私達はスウェーデン人なんだけど、良くデンマークに来てるから色々知っているの。女王の船が見られたなんて、素敵な旅の想い出になったわね!」と話してくれました。「いつもデンマークまでは船でくるのよ。あの先に停めてあるの。」

私達は人魚の像を見るために、もうすぐ船を降りなくてはなりません。せっかく知り合えたのに残念でしたが、とても親切で温かいご夫婦とちょっとの間でも会話ができたことがうれしかったです。

「それじゃあ、良い旅を!」と言って別れ、船を降りてからも手を振り合いました。

さて、コペンハーゲンの最大の見所である「人魚の像」。”世界3大がっかり”の一つだという噂を聞きますが、うーん、確かにちょっと期待はずれかな?

なんども腕を切られたり、首を切られたりしたそうです

せっかく来たので写真だけ取って、近くの売店でアイスを買い、食べながら帰りのボートを待ちます。

ボート乗り場

先ほど乗って来た緑のボートが折り返して戻ってきたので、それに乗り込み、街中へ戻ります。

ゆっくりと運河を走るボート

ギネス博物館

ストロイエ通りに、「ギネス博物館」という博物館がありました。入り口では世界で一番大きな男性の人形と、一番小さな女性の人形が立っています。小さな博物館でしたが、色んなギネスの記録が書いてあったり、模型が置いてあったりして、興味深かったです。

大道芸人

夕飯は、インターネットで調べておいた日本食レストランへ行くことにしていました。
ストロイエ通りを歩いて、そのレストランへ向かっていると、人だかりが。

大道芸人でした。ものすごい人数を集めているので、思わず私達も立ち止まりました。
その彼の面白いこと!イギリス出身だという彼。芸の合間に通行人に話し掛けています。子供を連れた男性に向かって「俺の子供を返せ・・・」太ったおじさんが通ると「パーーパ!!!彼は僕のお父さんなんだ!!」空のベビーカーを押してる男性に向かって「君は透明な子供を作れるのか!!」

言われた人たちもノリが良くて、笑顔で手を振って応えています。高い一輪車に乗りながら最終的には燃えるバトンでジャドリングをして終わり。大きく広げた傘に、コインが沢山投げ込まれました。私達も真似して入れました。

冬が長い北欧の短い夏を、誰もが楽しんでいる・・・街の色んなところでそう感じました。

 

↓ベルゲン・コペンハーゲン旅行記(2003年8月)⑦へ

m-t-roseline.hatenablog.com