海外旅行記・体験記

昔書いてた旅行記です。

タヒチ・ボラボラ島旅行記(2004年8月)②

*内容は2004年8月時点のものです*

プライベートラグーンへ向かう途中

2日目:ホテル内のアクティビティで遊ぶ!

ホテル内アクティビティについて

メリディアンホテルには、無料・有料合わせてさまざまなアクティビティが用意されていました。

無料でできるものは:
亀の餌付け、スノーケリング、ウィンドサーフィン、ペダルボート、ポリネシアンカヌー、卓球、ペタンク、バレーボール、カヌー、カヤック、ハワイアンカヌー。

有料でできるものは:
鮫とエイの餌付け、スキューバダイビング、カタマランクルーズ、ジェットスキー、ホビーキャット、プライベートピクニック、潜水艦、4WDサファリ、ラグナリウム、水上スキー、乗馬、パラセイリング、バス島内観光、フィッシング、ヘリコプター、アクアサファリ、レンタカー、レンタルバイク、レンタルボート。

無料のアクティビティは、ビーチにある「ビーチデスク」に声をかけて借ります。ここでは、タオルも無料で貸してくれます。

ちなみに、滞在中全ての支払いを部屋付けにできるので、貴重品は電子ロックの部屋にある金庫に入れて、部屋番号を告げてサインをするだけです。これがとっても気が楽!!思いっきり安心して遊びに集中できます。

滞在2日目は、無料アクティビティを楽しむことにしました。

プライベートラグーンでスノーケリング

毎朝10:30から、海ガメの餌付けが行われます。その時間を目がけてプライベートラグーンへ向かいました。キレイな景色を見ながら歩いているだけで幸せいっぱいの気持ちになります。

ホテルのお兄さんがバケツ一杯に餌を持ってきます。海に向かって放り投げると、たちまちカメが沢山寄ってきて、甲羅をぶつけ合い、必死で食べています。夢中になりすぎたカメの手が、他のカメの顔を「バシ!」っと叩いてしまったりして、見てて飽きません。

ラグーンには、カメだけじゃなく、沢山の魚もいるので、その魚たちも寄ってきます。もう「魚の渋滞」状態 です。

上から見てるだけではもう我慢できない!スノーケリングをするこ とにしました。

プライベートラグーン

初日に借りたスノーケリングセットは、滞在中ずっと借りっぱなしでOKなので、一度部屋に戻ってスノーケリングセットを持ってきました。プライベートラグーンに面したデッキチェアを選び、バスタオルを敷いて、パレオを脱ぎ捨てます。

タヒチの名物の一つがパレオ。一枚の大きなカラフルな布を、色々な巻き方で楽しみます。女性はドレスのように、男性は腰から下だけに身につけます。たまたま何年か前に買ったパレオを持っていたので、今回はそれを持参し、ホテル滞在中は、水着にパレオ、という格好で歩くことが多かったです。

カメ達が泳ぐ「スノーケリングポイント」まで泳ぐと、シマシマがある魚や小さいブルーの魚が登場!更に泳いでいくと、突然目の前にカメが!思わず興奮!!

保護されているカメは、リハビリ中で、泳ぐ練習をしているカメもいるため、餌をあげたり、追いかけまわしたり、触ったりすることは禁止されています。甲羅を撫でたい気持ちを抑えながら、ゆっくり一緒に泳いでみました。

すると次々にカメが現れます。人がいると避けるわけでもなく、そのまままっすぐ進むので、追突されそうになります。他の魚やカメに見とれてぼけっとしてると、いきなり目の前にカメがいたりして、慌ててどいたりしました。

マグロみたいな魚が群れをなしているのを見ては迫力を感じ、細長~い魚が「ぷよよ~~ん」と動いてるんだか止まってるんだかわからないようにしているのを見ては、「あの魚、あれで生きていけるのかな~!?」なんて心の中でツッコミを入れながら笑い、カメが息継ぎをしそうになると一緒に水面に顔を出してすぐ近くで「ぷふぁっ」を聞いたりして遊びました。

立ち泳ぎにも疲れて、体も冷えてきたので、一度ビーチに戻ることにしました。

憧れのバカンスの過ごし方

ずっと憧れてたバカンスの過ごし方。
それはヨーロッパの人達みたいに、一箇所に長期間滞在し、読書をしたり、ジュースを飲んだり、たまに体を冷やしに海に入ったり・・・
そんな「なにもしない」バカンス。

事前に読んだHPに、「日本人に会いたくなかったら、ホテルにいるのが一番いい」なんていうことが書かれていましたが、確かに滞在中ほとんどホテルのビーチで過ごしていたら、あまり日本人を見かけませんでした。(レストランでは沢山の日本人に会うのに)

ヨーロッパの人達の真似をして、椰子の木が作ってくれている木陰で、濡れた体を乾かしながら読書をスタート!

 

ビーチで読書

本を持つと、周りを海が縁取ります。

今まで、本を読んでいて、その周りの景色なんて目に入ったことはありませんでした。
なのに、文字を読んでいるはずの目に、海が映るのです。素敵♪

・・・と突然スコール発生!

せっかくかっこつけたのにぃ・・・(--;)
急いで荷物をまとめて、一度部屋に戻りました。

ランチはタヒチアンサラダを

ちょうどお昼だったので、シャワーを浴びてからビーチレストラン「ル・テアバ」 に向かいました。

タヒチの名物の一つが「タヒチアンサラダ(ポワソン・クリュ=生魚)」。タヒチでは、新鮮な生の魚が食べられるそうです。
マグロなどのぶつ切りとキャベツ・にんじんなどをマヨネーズ・レモンで合えた感じ。椰子の木の器に盛られ出てきた量はすごい量!味最高!

飲み物にペリエを頼んだら、出てきた缶にはなんと日本語が書かれていました。フランスから日本へ輸入して、そこからタヒチに輸出したということかな・・・?

午後はカヤック

午後はカヤックをやることにしました。
ビーチデスクに行くと、「ペダルボート?」って聞かれたので、「そうじゃなくて・・・あれは?」といかにもタヒチっぽいカヌーを指差すと、、
「あれはすごい難しいよ!こっちが簡単だよ!」とカヤックを勧められました。

コテージから降りてきて泳いでるおじさんと笑顔を交わしながら、コテージを目指します。コテージのふもとに一度カヤックを停泊させて、冷蔵庫に冷やしておいたジュースを一口♪海からコテージにあがるはしごのところには、ちゃんとシャワーがついています。

再びカヤックに乗り込み、今度は沖を目指します。

すると水面下に黒々とした大きな岩のようなものが沢山ある場所に出ました。よーく見ると全部ウニ!!あたり一面ウニでした。落ちたら痛そう~~~!!

波が全くない静かな海の向こうには、くっきり線を引いたみたいに激しく波打つ荒い海がありました。飲まれたら大変だし、ウニだらけだし、引き返すことにしました。

カヤックを返し、ビーチサイドにあるプールで一泳ぎ、汗を流します。そしてシャワーを浴びて着替えたら、バーへ。

夕日を眺めながらバーでのんびり

海に面したバー「ミキミキ」。
目の前には、オテマヌ山がそびえ立ち、その向こうに夕日が沈みます。

ちょうど日が沈みかけた時にバーに入り、タヒチの「ヒナノビール」 を注文しました。

お客さんは私たちだけ・・?と思っていたら、少しずつお客さんが入ってきて、みんな同じ方向を見つめてため息をついています。

厚いハムにゴマを付けて揚げたようなおつまみも出してくれました。

バー「ミキミキ」からの夕日

すっかり夕日が沈んでしまったら、ホテルの中にあるプレイルームでビリヤードをして遊びました。キューはフロントで借ります。

そういえば、ホテルでは部屋にもビーチにも時計はありません。自分たちの好きなように過ごせる・・・それがとっても心地よいです。

 

タヒチボラボラ島旅行記③へつづく

m-t-roseline.hatenablog.com