タヒチ・ボラボラ島旅行記(2004年8月)③

＊内容は2004年8月時点のものです＊

今日は何か有料アクティビティをしようと、昨夜部屋のTVでの24時間アクティビティ紹介チャンネルを見ていたのですがなかなか決められず、そのまま寝てしまい、起きたら結構遅い時間。

ホテルから、「アクティビティの申し込みは半日前までに」と言われていたのですが、ご飯を食べたり着替えたりしてたら、既に11時半。「今日はもう無理だろうから、明日の予約にしよう。」とアクティビティデスクに行きました。

最後の最後まで「体験ダイビング」と「アクアサファリ」で迷っていたのですが、ダイビングはちょっと怖そうだったので、「アクアサファリ」に。

アクアサファリとは、ボートに酸素ボンベを積み、そこから延びた管の先にガラスのヘルメットが付いていて、それを被って水中を散歩するものです。

デスクに行って聞いてみると、「今日の午後がいい？」と聞かれ、急遽今日の午後できることになりました。ラッキー！

13:45に桟橋に集合するように言われたので、それまでは海ガメのところでスノーケリング。今日はものすごい数の魚が寄ってきました。手に餌を持ってるそぶりを見せると、寄ってきたりして楽しかったです。

お昼を食べてから桟橋へ。

ボートにいたタヒチアンの係りのお兄さん（アヤさん）は少し日本語が話せる感じ。既に2組のカップルが乗っていたボートに乗り込み、出発です。

沖に向けて猛スピードでボートを飛ばし、たどり着いた先（海のど真ん中）にはもう1艘のボートがありました。

そのボートがアクアサファリ専用の機材を積んだボート。インストラクターのフランス人のおじさんがいて、みんなで乗り移ります。

1組のカップルはフランス人の中年夫婦、もう1組のカップルは英語を話す若い2人。でもフランス語も話せるようでした。

私たちが少しフランス語で受け答えをしていたら、インストラクターのおじさんに「フランス語話せるの？」と聞かれ、「少し」と答えると、「じゃぁ、やり方をフランス語で説明するから、トライしてみなよ！どうしてもわからなかったら、日本語で言ってあげるから！」と言われました。

そしてゆっくりと動作付きで説明をしてくれました。インストラクターのおじさんはダイビングで中に入るのですが、「僕が親指を立てて”大丈夫？”と聞くから、大丈夫だったら同じように親指を立てるように。もし上に上がりたくなったら、上を指差すように。」と教えてくれます。

フランス人のマダムが、「じゃぁ、苦しくなって”ダメ！”っていう時はどうやってサイン出せばいいの？」と聞くと、「そのときは何かやってる余裕はないだろうから、今教えたサイン以外の動きをしていたら、僕が助けるから（笑）」と言って、みんなの緊張を和ませてくれました。

ウェットスーツを着て、一人ずつはしごを降りて水の中に入っていきます。

まずは女性から。首まで水が漬かったところで、上からヘルメットを被せられます。ヘルメットは30キロも40キロもある重たいもの。インストラクターのおじさんが横に付き添いながら、少しずつ一緒に降りて行きます。

すぐに耳が詰まるので、耳抜きをしながらゆっくり、ゆっくり・・・

およそ水深3～4メートルのところに足が着きました。歩こうと思っても、ゆっくりじゃないと進めません。魚たちは、私たちを察してどんどん集まってきます。ヘルメットの下の部分に網がついていて、そこに餌のパンが入っています。餌をあげはじめると、みるみるうちに魚に囲まれ、体にもぶつかられてしまうくらいです。

楽しい～～～～！！水族館の飼育係になった気分♪

そのうち、大き目の魚がやってきて、「ガブッ！」と指を噛まれました。それからちょっと怖くなり、餌を持ってられなくて、水中にパンを投げちゃいました。（＾＾；）

20～30分くらいしたら、インストラクターのおじさんがやってきて、「終わりだよ～。上にあがるよ～。」とゆっくりした動作で教えてくれました。

1人ずつボートに上がると、みんな笑顔。「すごいね～！」「楽しいね～！！」と口々に言いながら余韻を楽しんでいると、マンゴージュースを配ってくれました。

それを飲みながらみんなでおしゃべり♪（といっても、全部はわからないけど・・・！）

インストラクターのおじさんはボートに残り、私たちは乗ってきたボートに再び乗り移って、ホテルへ帰ります。おしゃべりの時間が長すぎたのか、帰りは来る時よりも猛スピード！アヤさんは、ボートを操縦しながらタヒチの歌を大声で歌っています（＾＾）

メリディアンに泊まっているのは私たちだけだったらしく、みんなに挨拶をしてボートを降りました。アヤさんに「マタイツデモキテクダサイ」と日本語の言葉をもらって・・・

アクアサファリはちょっと怖い気もしたけど、すごく楽しかったです。やってよかった～と思いました。

さて、疲れたので後はビーチで読書をすることにしました。

結構長い時間読書をしていたら、ゆっくりと日が傾いてきました。今日はビーチから夕日を眺めます。

明日の朝は日の出を見よう♪

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